INDEX
・どうして床にフィルムを貼るのか？
・貼れルーヤ®︎床フィルムと安全歩行帯の特徴とは
・『貼れルーヤ®︎床フィルム』の種類
・ラインテープとの組み合わせもおすすめ!『貼れルーヤ®︎超耐久床フィルム』の活用事例
どうして床にフィルムを貼るの?塗り床との違いは？
工場床といえば、「塗装された床」を真っ先に思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
「塗装」は工場の床施工において非常にポピュラーな手法。床面の劣化防止や耐久性の向上、ひび割れ・凹凸などによる作業員の転倒を防ぐなどのメリットがございます。
実際のところ、工場や倉庫を訪ねてみると塗り床である場合がほとんどです。現状では最も多く採用されている表面処理と言ってよいでしょう。
一方で、最近は「塗る」のではなく「貼る」床施工も注目を集めています。
というのも、単に塗装するだけでは美観の維持が難しいのです。床に対する衝撃・摩擦によって剥がれや細かい傷が発生しやすく、汚れが入ったり、油が染み込むようになっていきます。結果、せっかく掃除をしてもままならない床になってしまうのです。そして、塗装の種類によっては熱や溶剤への耐久性も問われます。
貼れルーヤ®︎床フィルムと安全歩行帯の特徴とは
工場の床を汚れにくくする工場美化に最適な特殊フィルムシート
『貼れルーヤ®︎フィルム・シートタイプ』は、環境と寄り添うことにこだわった特殊フィルムです。
工場の床など広い範囲を保護するのに最適！PET基材の表面に超耐久コート層、裏面に再剥離粘着層を取り合わせました。
※「レギュラーフィルム」のみ。「印刷フィルム」は仕様が異なります。
フィルム本体には強さだけでなく特殊な高機能を付加し、様々なところに貼るだけで清潔さや美しさ、耐久力のすべてを高めます。
貼り付けるだけで、傷がつきにくい丈夫な床に。さらに汚れにくく、もし汚れがついても簡単に落とせます。
清掃も短時間になりますので、作業効率アップとコストダウンを同時にお手伝いできるフィルム材としておすすめしています。
『貼れルーヤ®︎ 超耐久ラインテープ』の用途と主な実績
『貼れルーヤ®︎超耐久フィルム』の特徴的まとめ
1. 傷つきにくく高光沢を維持
2. 抗菌・防カビ加工で清潔!安心!
3. 汚れはサッと拭き取るだけ。メンテナンスもラクで経済的
4. 簡単に貼って剥がせる
5. 床・壁をはじめ多用途に使用可能
こちらは、お客様の工場で『貼れルーヤ®︎超耐久フィルム』を実際に貼らせていただき、経過を見た時のものです。
『貼れルーヤ®︎超耐久フィルム』を貼った部分は綺麗なままですが、シートを施していない箇所は汚れや作業車の通った跡で黒ずんでいる結果となりました。
塗装面の油汚れなど、お掃除をしてもなかなか取れないというのは、
どの工場様へお伺いしても良くお聞きするお困りごとです。
「貼れルーヤ®︎フィルム・シートタイプ」はどんな床に貼れるのか？
◼︎相性の良い塗装の種類
エポキシ樹脂系塗料、硬質ウレタン樹脂塗料など床面との密着性の高い塗装がおすすめです。
通常のペンキやアクリル樹脂系塗料の上にフィルムを貼ると、フィルムの上から衝撃を与えた場合、塗膜がコンクリート等の床面から剥がれ、フィルムの浮きの原因となる場合がございます。
また塗装が完全乾燥する前にフィルムを貼り付けると、塗料内の溶剤(水・シンナーなど)の蒸発によりフィルムが浮き上がってしまいますので、硬化剤を使用する二液性の塗料の方が乾燥時間も短く相性が良いと言えます。
◼︎ コンクリートの上に直接貼れるのか？
何の塗装もされていないコンクリート床に直接貼ることは出来ません。
施工したすぐには貼り付いても後日剥がれ、捲れの原因となります。
ただしコンクリートの床面にクリアの防塵塗装が施工してある場合は、貼ることが
出来る可能性があります。
(クリアの防塵塗装は一見するとコンクリートの打放しのように見えるため)
その場合はサンプルフィルムにてテスト運用をしていただくことをおすすめしております。
◼︎カラークリートの上は？
カラークリートはコンクリート打設時に材料を散布し、コンクリート自体に色をつける床材。工場や倉庫の床ではよく見かける定番商品です。
長年使用していると色褪せはありませんが、油が染み込んだり汚れが目立ち取れにくくなります。
貼れルーヤフィルムはカラークリートの上にもメンテナンス・修繕用として使用することが可能です。
ただしカラークリートの中には砂等の防滑用骨材が散布されている場合があります。
(手でさわるとざらざらした状態のもの)
その場合はフィルムを施工することは出来ません。
※防滑仕上げ用、凹凸面対応の別の商品はございます。
『貼れルーヤ®︎超耐久フィルム』の種類
グロスタイプ
高い透明度と光沢感を誇るフィルムです。
壁面・床などに施された塗装の状態を保ちたい時に最適。
| 厚み | 耐摩耗性 | 耐汚染性 | 耐熱性 | 耐薬品性 | 抗菌性 | 滑りにくさ |
| 50μ/100μ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | / |
※厚みがあるほど耐久性が強いため、床面には100μ以上のフィルムがおすすめです。
マットタイプ
グロスに比べて光沢を抑えたフィルム。
床面の反射・映り込みが気になる場所におすすめです。
| 厚み | 耐摩耗性 | 耐汚染性 | 耐熱性 | 耐薬品性 | 抗菌性 | 滑りにくさ |
| 100μ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | / |
ノンスリップタイプ
足もとの安全を考慮した、滑りにくいフィルム。
| 厚み | 耐摩耗性 | 耐汚染性 | 耐熱性 | 耐薬品性 | 抗菌性 | 滑りにくさ |
| 100μ/188μ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
グリーンシート
視認性が高い工場床の定番色。
明るい発色をしていますので汚れが目立ちやすく、清掃も行き届きやすくなります。
また、緑はリラックスできる色のため、作業員に対する精神的安定の効果が見られるのだとか。
安全色彩でも緑は安全・衛生・進行とされていることから、「安全といえば緑色」というイメージも強いのではないでしょうか。
| 厚み | 耐摩耗性 | 耐汚染性 | 耐熱性 | 耐薬品性 | 抗菌性 | 滑りにくさ |
| 188μ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
グレーシート
グリーンと同率で挙げられる定番色です。
目にやさしく、汚れが目立ちやすい明るさのため、作業効率の向上が期待できると言われています。
| 厚み | 耐摩耗性 | 耐汚染性 | 耐熱性 | 耐薬品性 | 抗菌性 | 滑りにくさ |
| 188μ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ブルーシート
清潔感や集中力を保つ効果があると言われています。
不純物を発見しやすく、食品・医薬品など、主に衛生管理が必要な工場で扱われている色です。
| 厚み | 耐摩耗性 | 耐汚染性 | 耐熱性 | 耐薬品性 | 抗菌性 | 滑りにくさ |
| 188μ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
『貼れルーヤ®︎超耐久フィルム』の活用事例
【使用床フィルム】透明グロスタイプ(100μ)×ブルーシート(188μ)
新築時に高耐久フィルム「貼れルーヤ」で保護すると、
きれいな状態を長く保つことが可能です。
フィルムは特殊コーティング仕上げなので、お掃除も楽々、時間短縮にもつながりますね。
今回は「貼れルーヤフィルム」100μグロスタイプを施工致しました。
グロスタイプは艶があり、貼り付けると新築の床がさらにピカピカになりました。
あわせてブルー歩行帯フィルムで歩行帯も設置！
ノンスリップタイプなので、安心・安全の歩行帯が完成です。
【使用床フィルム】ブルーシート(188μ)
施工前の床面は、車両のタイヤによる摩耗で塗装の剥がれがみられ、さらにオイルなどの汚れもコンクリートに染み込んでいました。
そこで当社の貼れルーヤ®︎超耐久フィルムを施工。養生時間も特にないまま、床面はすぐに綺麗になりました。
『貼れルーヤ®︎超耐久フィルム』を床フィルムや安全歩行帯として使用する場合、単体でも機能性は高いのですが、ラインテープと組み合わせることで区画表示がよりわかりやすくなります!
貼れルーヤシリーズには傷・汚れがつきにくいラインテープのラインナップもございます。過去の記事で詳しく紹介していますので、よろしければぜひ併せてご覧くださいませ。
https://good-film.site/2024/07/12/【貼り替え時にテープがちぎれない！】超耐久工/
今まで工場床の美観・安全維持に特化した製品としてご紹介してきた『貼れルーヤ®︎床フィルム』。
平滑な面であれば、公共施設や商業施設などあらゆる場所にご利用いただけます!
そして……実は、こんな使い方もできるんですよ。
こちらはグロスタイプの透明フィルムを『あるもの』に貼り付けています。
天面はつるつるとしていて、よく見てみると側面に引き出しらしき取手が見えますね。皆さま、何かわかりますか？
答えは厨房器具です!
厨房といえば、刃物や油などをよく使う環境。『貼れルーヤ®︎超耐久フィルム』によって保護することで傷・汚れ防止の効果が期待できます。
お問い合わせはこちらから!
関連動画
